店舗やオフィスの電気工事費用

・コンセント設置費用
レイアウトによっては元々設置されているコンセントでは不便な場合や、
数が足りていないといったこともあります。
また家庭用電源と業務用電源では定格が異なる(100Vと200V)ため、
そのままでは使用できない可能性があります。
そのため、コンセントを別途新設する、業務用のコンセントを設置する
などといった費用がかかることがあります。

・スイッチ取り付け費用
照明器具の切り替えや業務用機器の主電源などを操作するスイッチも、
新しく用意する必要があるかもしれません。
こちらも壁などに設置する場合は工事を行うため、費用が発生します。

 

 

 

これらの工事費用は業者によって設定されている料金がまちまちです。
複数の業者から相見積もりをとって比較したり、
概算見積りを一括で取得できるWEBサービスなどを利用し、
あらかじめ工事費用の相場を確認しておくと、予算の決定がスムーズになります。

電気工事の施工費が上下するケース

電気工事の費用は工事を行う店舗やオフィスの規模や業態によって変動することがあります。
特に飲食店や美容院など、業務用機械による電力の使用量が多い業種は注意が必要です。

業務に使う電力が建物自体の電気容量を超えてしまうことがあり、
その場合電気設備全体を刷新しなければならない可能性があります。
全ての電気系統を交換するとなると、通常の電気工事よりもかなり高額の費用が発生することがあります。
また、新たにコンセントなどの電気配線を設置する場合や、
LANネットワークなどの通信線の新設も費用が高くなりがちです。