快適に過ごすためには無くてはならない存在の空調設備。

空調機の耐用年数は、定期的に点検することでより長く使用することができます!

そこで空調機の点検はどこをチェックするのか、いくつかご紹介していきます。

 

・構造部分

構造部分は主に目視点検をしていきます。
化粧パネル:汚れや傷や変形がないか確認します。
吹込・吹出グリル:汚れや傷や変形がないか、また吹き出しグリルルーバの動作確認もしていきます。
防振ゴム:ゴムの劣化や硬直がなく防振機能に弊害がないか確認します。

 

・送風系統部品

目視点検を主に確認していきます。
フィルター:ろ材がきちんと透けて見えているか、破れや変形がないかなどを確認していきます。
ファン・ファンケーシング:著しく振れ状態でないか、錆や変形の発生がないかゴミの付着などを確認していきます。
ベアリング:聴覚点検をしていきます。異常な音が発生していないかを確認します。ベアリングは定期的に給油が必要となります。

・冷媒系統部品

目視点検およびガス検知器などを使います。
空気熱交換器:目詰まりや損傷、漏れ検知がないことを確認していきます。
機内配管:常な共振や音、腐食、接触摩擦がないことを確認していきます。

 

・付加機能部品

目視点検の他に500Vメガ、聴感点検などをおこないます。
高性能フィルター:短期に著しい目詰まりがないか、変形や損傷がないかなどを確認していきます。
超音波加湿器:蒸気発生量は規定通りで1MΩ以上になっているか、また汚れや振動子の汚れの確認などもしていきます。