住んでみてから「欲しい場所にコンセントがない」「コンセントの位置が気に入らない」などの不満が出てきます。
その不満のポイントは、コンセントの数と位置です。
設計段階で意識せずにいると、どうしても使い勝手が悪くなります。
また、コンセントは数が多ければよいというものでもありません。
家具や家電の位置によっては使いづらくなります。できるなら、建築時に電気工事業者からアドバイスを受けましょう。
今回は、あったら便利となるコンセントの配線位置についてご紹介します。
ここにあったら便利
実際に、新築住宅でもリフォームでも、増設することは可能なので、便利な場所に増設してみましょう。
玄関
玄関にもコンセントが必要になります。
例えば、クリスマスツリーやイルミネーション用ライトを接続するためには、玄関の外側の位置に必要になります。
玄関のカウンター上も装飾用のランプなどを飾りつけたりするでしょうし、足元の明り取りとして位置を考えてみるのも良いでしょう。
キッチン
シンク上であったり、吊り戸棚の下部などにつけると便利です。
ハンドミキサーも使ったり、ホットプレートで調理したりするなら水がかからず、さらにコードも作業の邪魔になりづらいでしょう。
ダイニングキッチンとなる間取りなら、位置はテーブルの高さに合わせて設置するとホットプレートや卓上の電気鍋などが使いやすくなります。
寝室
寝室では、ベッドの枕元と足元にあると便利です。
スタンド用だけでなく、スマホの充電、電気毛布、加湿器などに使えます。
コンセントの増設や位置の移動なら、内装リフォーム業者に依頼をしましょう。
コンセント工事をすると、壁紙の補修が必要になったり、露出配線になるなどの見栄えの悪さが目立ちやすくなります。
壁紙の張替えリフォームなどを得意とするのがリフォーム業者ですから、相談してみましょう。