コンセントの新設や交換
新しくコンセントを増設、または交換をする場合の相場は、約10,000円程度~約20,000円程度です。
劣化や故障により突然コンセントから火花がでたり、コンセントにプラグを刺しても電気がこないといったことはあります。
このような場合には交換が必要になります。
取り外して確認すると、電線の絶縁被膜が溶けていたり、焼けているケースもあります。
これらは火事になる一歩手前と言える、危険な状態です。異常を感じたら業者に確認してもらいましょう。
予防としては、1ヶ所に電気使用が集中するタコ足配線は避けることです。
電子レンジやエアコンなど、消費が大きい家電を使いたい場合には、専用コンセントの増設工事が必要になる場合もあります。
距離や仕上げ方法、入線工事の難易度による技術料などで幅がありますが、相場は約16,000円程度です。
配線の交換や延長
コンセントの増設や交換により配線を変更する必要が出てくる場合があります。
この場合は約5,000円程度~約15,000円程度が相場の目安です。
入線工事は新築では簡単なのですが、すでにある建物で行う場合には、天井ボードや壁などに合わせてやり方を変える必要が出てきます。
このため現場を確認するまでは価格が決定できず、その難易度に依っても変わります。作業時間の殆どが、この入線作業となります。
コンセントの電圧の変更
使いたい家電に合わせて電圧を切り替えたい場合は約2,000円程度~約5,000円程度が必要になります。
電圧が足りないと、ブレーカーが頻繁に落ちるようになったりします。
修理というよりは予防として、電子レンジを刺しているコンセントを予め200Vにしておくなどすれば、コンセント劣化による火災のリスクは減らすことができます。