コンセント設備工事は電気工事のひとつ。
私たちが普段使用する照明器具や家電などの電源の差込み口を設置します。
レイアウト図を作成するところからはじまり、OA用コンセントの位置や回路番号を記入し、電気工事士がそれを確認しながら施工します。
ここからはコンセントについてご紹介します。
マグネットコンセント
磁石の力で接続するコンセントです。コンセントの抜き差しがラクであるため、コードに負担がかかりにくいのが特徴です。
また、プラグが簡単に外れることにより、コードにつまずくリスクを軽減できます。
高齢者や小さなお子さんがいる家庭の電気工事におすすめです。
マルチメディアコンセント
電気、通信、映像に関する配線をまとめることができるので、タコ足配線で見た目が悪くならず、その場所をすっきり魅せることが可能に。
アップコンセント
必要なときだけポンと飛び出すコンセントです。ダイニングテーブルなどの下にあると便利です。
防水コンセント
庭でのBBQ、イルミネーションやガーデニング用品、自動車の掃除など、屋外用です。
電気工事は無資格でもできる
電気工事については無資格でできる範囲もあります。そのボーダーラインは「600V以下」です。
しかし、壁の中まで関わる工事をはじめ、配線トラブルや火災に繋がる危険性も少なくはないので、安全に施工するためには有資格者に依頼しましょう。
電気工事施工管理技士、そのような肩書のある工事会社に相談します。
どのようなコンセントを必要にするか相談できますし、施工後は動作確認など、細かな部分にまでチェックが行き渡ります。