近年は照明器具のLED化が進んでおり、ご家庭でも照明器具の交換の需要が高まっております。
LEDの照明器具は省電力でありながら、高寿命が期待でき、電球の交換が不要であるなどメリットが多々あります。
元々取り付けられている照明器具が引っ掛けシーリングと呼ばれる鍵型の取り付け器具で取り付けられていれば、
半回転程照明器具を回すと、取りはずして、そのまま新しい照明器具を取付けるだけで交換が終わります。
この方法での取り付け方ですと、電気工事の資格は不要ですので、脚立があれば取り付け作業は完了いたします。
しかし、この引っ掛けシーリングでの取り付け以外の方法で元々ある照明器具が取り付けられていた場合は少々厄介です。
まず、取り付けには電気工事士の資格が必要になります。
引っ掛けシーリングが使われていない照明器具は、電線が照明器具本体に直でつながれていますので、
ブレーカーを落としての作業から始まります。電線をペンチで切断しネジ止めされている照明器具を外します。
外しましたら、新しい照明器具を取付けにかかります。
照明器具の取り付けは、天井に走る下地を確実にあたるように注意して取付けましょう。
下地にあたらないと、照明器具が天井から落ちてきて大変危険ですので、取り付けのネジが回りにくくなるまで、確実に回しましょう。
次に電線を照明器具に繋ぎます。最近の照明器具のほとんどは電線を端子部分に差し込むだけで、結線が完了するのでとても簡単です。
最後に照明器具の傘を本体に取付けて完成です。照明器具の傘を取付ける際に着け方の説明文をよく読んでおきましょう。
近年の照明器具はリモコンで光の色の変化が可能なものや、スピーカーが内蔵されているものなど、
ただの照明器具から部屋を快適に過ごすためのツールとしての役割も占めてきています。今後もどんな進歩をしてゆくのか楽しみです。